一般社団法人ChefooDo/シェフード

一般社団法人ChefooDo/シェフード

Chef's Lunch

「スーパー給食」は、2007年、千葉県木更津市の小学校から始まりました。食文化の創造を目指す一流のシェフたちが、学校栄養士、調理員とともにメニュー作りから調理までを行うことで、子どもたちに本物の味を体験させ、食事への関心を高める機会を提供しています。

学校給食の背景

 戦後、学校給食は全国に普及されました。食糧難の時代背景から、子どもたちの栄養不足を補うことが主な目的でした。その後、1954年に「学校給食法」が施行され、1976年には「米飯給食」が開始されます。そして、2009年に「改正 学校給食法」が施行され、学校給食の目的が、単に栄養補給の役目だけではなく食育を強く意識したものへと進化していきます。学校給食は、いよいよ子どもたちの育みにとって重要な位置づけになってきたと言えます。 その一方、現在学校給食は、「給食費の滞納」や「喫食時間の短さ」、「食べ残し」といった解決すべきいくつかの課題も抱えています。また、物価上昇や消費税増税の影響からコストが上がり、限られた予算の中で給食の質を維持することの難しさにも直面しています。

ChefooDoの給食

   ChefooDoは、学校給食が抱える課題を全て解決することはできません。ただ、様々な生活環境で過ごす子どもたちにとって、とても重要な位置付けとなっている学校給食に、料理のプロの知識や技術、そして愛情が加わることで、いつも以上に子どもたちの食べることへの意識が高まり、美味しさをしっかり感じ、食への感謝や、偏食をなくすきっかけを作ってくれたらと願っています。そこから、みんなが学校給食のあり方について考えることに繋がってくれたらと考えます。

実績